コシノヒロコ展の感想と徹底解説!歴代コレクションから代表作約250点、絵画約200点が展示されます

緊急事態宣言に伴う臨時休館 4月25日(日)〜5月11日(火)

コシノヒロコ展の感想と徹底解説!


「神戸三宮駅」のホームの告知ポスター

「コシノヒロコ展 HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ」

コシノヒロコは、神戸ファッション美術館の一角に展示スペースがあり、私は色彩豊かなドローイングに驚かされていました。

阪神電車は最寄りの「岩谷(兵庫県立美術館前)駅」は言うまでもなく、「神戸三宮駅」のホームにも告知がありました。ミュージアムロードを兵庫県立美術館に向かいます。


会場風景_美術館の屋上にミュージアムロードのマスコット、美かえる


会場風景_美術館エントランスホール

展覧会の各章は、オノマトペ(擬音語・擬態語)を元に構成されています。オノマトペって(笑)。

フワ フワ はじまり

3階の展示室への階段上に浮かぶ、ヒロコちゃん大風船に迎えられました。展示はもうすでに始まっています。これから向かう会場の空気感が、ここに凝縮されているようです。オノマトペは「フワ フワ」。

ペチャ クチャ 大階段

大階段、コレクションの20体は「ペチャ クチャ」。

人生オノマトペ84 コシノヒロコ年表

展示室は、年表「人生オノマトペ84」から始まります。年表は通常、展示室中程か最後に表組のパネルが掲示されます。しかしここでは序章から。これまでの活動を示す映像、画像、現物が一室全体を埋めつくし、バラエティーにとんだ半生を振り返ります。

オノマトペの標記は、ここで初めて現れます。タイトル以外にも様々な音が、オリジナル書体で記されています。

私は「ゴン ゴン」CM家族出演に目を丸くしました。「タンスにゴン」のテレビコマーシャルです。映像あり。コシノヒロコ、ゴンにでてた(驚)。

ルン ルン 絵画とファッション

「ルン ルン」は大小様々な抽象画と具象画、それに洋服作品です。スタイル画を意図した抽象画が多いだろうという予想に反して、大きな具象画もありました。なんでも描ける。

絵画展と違うのは、描かれた絵画をもとに洋服が制作されていることです。絵画をそのまま洋服に仕立ててはいないので、マネキンの装いを見てもすぐにはわかりません。一度描いた絵画から、もう一作品を起こす二重構造になっています。推測。鑑賞者は改めて、絵画から洋服までの軌跡を探ります。

ビュー 墨画とファッション

墨絵は「ビュー」です。墨絵は洋服にもなりましたが、洋食器にもなりました。「墨の瞬(すみのとき)」シリーズは、テーブルウェアの国際コンテストで部門賞を受賞します。私も墨の濃淡の優雅さにひかれ、コーヒーカップ1客を購入しました。

上図右。滴り落ちる金色と強い筆致の緑色とのコントラストは、遠目に見ると俵屋宗達が『伊勢物語』を描いた《蔦の細道図屏風》のようです。個人の感想。

ニョキ ニョキ 驚きとファッション

クルリン パッ スポーツとファッション

チカチカ 錯視とファッション

ピョン ファンタジーとファッション

タイツは「ニョキ ニョキ」、体育競技ユニフォームは「クルリン パッ」、アニメーションは「ピョン」と粒ぞろい。展示室は小さくなり、広い空間へのカウントダウンが始まっているようです。

ワクワク ドキドキ HIROKO KOSHINOとファッション

終章の「ワクワク ドキドキ」は、大広間で106体が装うコレクションの集大成です。

コシノヒロコ展の混雑状況は?

混雑状況は、グーグルマップの左カラムにある「混雑する時間帯」で、曜日ごとに知ることができます。下方にあるマップから「拡大地図を表示」か、グーグルマップで「兵庫県立美術館」を検索して開きます。

コシノヒロコ展のチケットはいくら?

個人
一般 1,800円/ 大学生1,400円/ 70歳以上900円

障がいのある方
一般450円/ 大学生350円/ 70歳以上 無料

コシノヒロコ展の図録をマニアが分析

・B5判(W182mm × H257mm)の横幅を12mm 詰めた縦長なサイズです。

・カバーのビジュアルは、告知と同じコシノヒロコの青い肖像画です。1982年の「コシノ三姉妹ショー」で描かれました。

この肖像画の図の部分は、透明な盛り上がりを見せるバーコ印刷がほどこされています。そで(折り返し)は肖像画を左半分と右半分とに分け、左は地がマゼンタに、右は緑になるように色彩変換がなされています。

カバーを外すと、「HIROKO KOSHINO」のタイトルと肖像画が、マットな紙肌の黒い紙に、光沢のある黒箔押しによって描かれています。

・各章の扉は黒地に白抜きです。オノマトペのタイポグラフィーがアクセントになっています。

・作品はインスタレーション的な展示も多いため、会場風景が多く載せられてています。

作品の解説は洋服の代表作「ワクワク ドキドキ」の章だけなされています。会場では解説がないようでしたが、図録にあります。

「ワクワク ドキドキ」は、見開きで1着、全40着が掲載されています。左ページに全体図か部分拡大図が、右ページに画像2、3点に解説が記されています。

「ルン ルン」「ビュー」を始めとする、他の作品にはタイトルもありません。私はこれらは、展示や販売を目的に描かれたものではないからだと思います。そのため、巻末の作品リストもありません。へーと思いました。

・コシノヒロコ プロフィールは、展示室の「人生オノマトペ84」が図録のためにコンパクトに編集されたものです。12ページに渡ります。

図録は市販されています。

ハードカバー/ W170mm × H257mm/ モノクロ・カラー/ 288ページ/ 日・英
価格:4,180円(税込)

コシノヒロコ展のグッズは何がある?

ポーチ付き、アートプリントトートバッグ
価格:¥31,900(税込)

しぶきプリントストール
価格:¥19,800(税込)

アートプリントソックス
価格:¥3,630(税込)

私が購入した墨の瞬シリーズは
カプチーノ碗(340cc)
価格:3,850円(税込)

15.5cmソーサー
価格:2,244円(税込)

コシノヒロコ展の会場・巡回先はここ

兵庫県立美術館 2021年4月8日(木)〜6月20日(日)

〒651-0073神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1[HAT神戸内]
Tel. 078−262−0901(代)

休館日
月曜日(5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館)

開館時間
10:00~18:00(金・土〜20:00)
入場は閉館の30分前まで

アクセス
電車

○阪神電車
「岩谷駅(兵庫県立美術館前)」より南へ徒歩約8分
○JR
「灘駅」南口より南へ徒歩約10分
○阪急電車
「王子公園駅」西口より南西へ徒歩約20分

バス
○神戸市バス
「三宮ターミナル前」から(100系統)で「県立美術館前」下車
「阪急王子公園」から(29、101系統)で「県立美術館前」下車
○阪神バス
「三宮駅前」から(HAT神戸線)で「県立美術館前」下車


○阪神高速3号神戸線「摩耶ランプ」から「摩耶ランプ南」交差点を西へ 「摩耶ランプ」からの所要時間約5分
○国道2号線から「岩屋中町4」交差点を南へ

コメント